世界自然遺産の大自然に寄り添うサイン

　西表島は、沖縄県八重山郡竹富町に位置し、2021年7月に世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」に登録されました。
　世界自然遺産の島としての顕在化を図るため、起点となる港や眺望地で世界自然遺産の指定地であることや、その価値を伝えるための記名サインや解説サイン等を設置しました。豊かな亜熱帯の自然が広がる立地であり、増水や台風などが発生する過酷な環境であるため、船や人力での運搬、河川の増水、台風による暴風雨等へ配慮する必要がありました。
　サインデザインは、設置場所により条件が大きく異なる中で、デザインの共通コード（使用素材、色等）を設定し、点在するサインのイメージの統一を図っています。
　設置後は、利用者の安全とともに、記念撮影等による利用満足度向上、認知拡大にも寄与しています。